ビューティシルク シルク美容室 | 日記 | 我が店の常連客、山鳩の夫婦

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ビューティシルク シルク美容室 の日記

我が店の常連客、山鳩の夫婦

2014.05.23

私事ではあるが、2010年の7月の初め、我が家(店舗)の前で家族が古くなって余った餅米を少し落としていた事が切っ掛けで、山鳩(又はキジバト)の子供が飛んで来て其れを食べていた。
我が家族は「これは面白い!」とばかりに、次に日も餅米を蒔いておくと、又その小鳩が来て其れを食べているのであった。
そうして毎日の様に餅米を蒔いておくと、今度は小鳩が自分の親も連れて来て、毎日一緒に仲良く餅米を食べているのである。(これが何とも言えず可愛らしい!)
因みにこの小鳩は最初に来た頃は痩せていたのだが、最近ではかなり肉付きが良くなっている。
この様に鳥や獣でさえ親子で慈しみ合って生きているのだから、理性や知性を持つ人間など尚更「家族愛」の尊さを自覚し、実行しなければならないのではなかろうか。

年が変わって2011年になっても、相変わらずこの山鳩の親子は我が家に米を食べに来てくれる「常連客」となっている。
(※全ての鳥類の子は成長すると、親元を巣立って独立するのが自然界の常識であるので、もしかするとこの2羽の山鳩は夫婦なのかも知れない。)
しかも時計が読めるわけでもないのに、この親子は大変時間に正確なのである。
此れも動物の「体内活動」が如何に規則正しいかを示している。
二羽とも体格が良くなっている上、羽の色艶まで良くなっているのが何とも微笑ましい。
其の上、最近では雀達(4,5羽程)も我が家に寄って来る。
ところが彼らにとっては鳩が怖いらしく、鳩達が飛び去るまでじっと後ろで待って、それからようやく残りの米に有り付いているのである。
この様に今では我が家は「鳩と雀の御宿」になっている。

2013年の追伸:
2012年にこの2羽の鳩は我が家の前の電柱にいつも留まって鳴くのだか、どういう訳かは知らないが、我が家に米を食べには来なかった。
しかし、今年の7月頃から別の山鳩の番(夫婦)が我が家に米を食べに来る様になった。
ついこの間は我が家の事業所のの扉が開けっ放しになっていたので、2羽の鳩は入って来た。
ところが飛び立とうとして、ガラス窓にぶつかり、何度か其れを繰り返した末、やっとこれを理解して、歩いて入口の扉から外へ出て行ったのである。
(野生の鳩にとってガラス窓は初めての経験だったのだろう。最初は笑ってしまったが、いさささか気の毒に思えた。)
更に、この2羽は我が家の経営する斜め向かいの駐車場の一番高い欅の木に巣を作って、住み着く様になったのである。
どうやら様子からしてすでに巣の中で卵を産んでいる様である。
9月8日初めて彼らの鄙が目出たく生まれたのを確認出来た!
この山鳩の鄙が恙無く成長する事を願って止まない。

2014年の追伸:
5月6日、我が想いが山鳩に通じたのか、遂に我が手元より米を食べてくれた!
今まで山鳩は至近距離(2m以内)位まで近付いて来たり、時には我が館の玄関に入って来てまで米を食べていたのだが、なかなか手元より米を食べるまでには至らなかった。
土鳩なら元々人間が飼いならしたのが野生化しているので、手懐けるのは簡単だが、山鳩は純然たる野鳥なので、手懐ける事は容易ではない。
平凡な事だが2010年10月以来、彼らが毎日我が家に来る様になって以来ずっと願っていた事なので、何とも幸せな気分であった。
よく観察すると動物でも鳥でも個々の性格があるもので、此の山鳩は今まで我が家に来ていた山鳩の中でも特に几帳面で、米を食べる時も先ず周りに散らかった米から食べ、そして真ん中に固まった米を食べるのである。
其の上、米を食べに来る時間もとても正確で、周りにも常に気を配っていて全く隙が無いのである。
又、外見でも嘴と足が平均以上に強靭で、可愛らしい中にもどことなく凛とした処があるのである。
これ等の特徴を踏まえて余は気付いたのである。
「此の雄の山鳩もしや昨年9月8日に我が家の駐車場の欅の木の上で生まれた鄙が舞い戻って来たのではないか!」
(迷信染みた馬鹿気た事を書く様だが)、西洋のAstrologie「星座占い」では「乙女座」の典型的な性格として几帳面、丁寧、完全主義、忠実、冷静沈着が挙げられるのだが、この山鳩の性格に全て当てはまるし、外見の特徴も鄙の頃と共通しているのである。
(※自他共に認めている事だが、余にもこれ等の「乙女座」の典型的な性格は全て該当する。)
しかも鳩は鳥類の中でも特に「帰巣本能」が強い事から推測しても、此の雄の山鳩はまず間違いなく、かつて我が家の駐車場の欅の木の上で生まれた鄙ではなかろうか。
そう思うと此の山鳩を毎日見る度に、自分の家族の一員の様に思えるのである。
そして今では我が家の扉が開いていると、彼は気軽に家の中に入って来るのである。
最早彼も我が家を自分の住処位に思っているのではなかろうか。
9月8日に生れた事に因んで、余は此の鳩に「九八郎」と命名した。
鳩の字の偏が九である事、鳩が「八幡大菩薩」の使いであるとされる事から、縁起の良い名前を付けてやったと思っている。

2015年の追伸:
昨年の12月頃から寒くなったせいか「九八郎」は我が家に来なくなった。
恐らく何処かより暖かい所へ旅立ったのだろうと予測していた。
すると、2月の下旬には再び我が家に舞い戻って来てくれたのである。
久方振りに余が米をやると、すぐ近寄って来たのだが、何と無く照れ臭そうに米を食べていた。其の仕草が何とも可愛らしかった。
其れ以来、毎日我が家にて米を食べているのである。

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